あなたは今、輸入ビジネスを事業の二本目の柱にしたい、法人化して起業したいとお思いかと思います。
ただ、そうするためにはどんな準備をして、どう進めていけば良いのか?
ここでは、1から輸入ビジネスをはじめ本格的な業として運営していくために、どのような手順で、どうすればいいのか?ということを体系的に説明していきたいと思います。
1. 輸入ビジネスは科学
輸入ビジネスは科学です。
効果が実証されている方法で、法則にのっとりしっかりと手順を踏んでいけば確実に稼げるようになります。
あなたは設備投資、新たな人材雇用等のリスクを負うことなく、最速6カ月で、新たな業を興すことができるのです。
2. 輸入ビジネス®は株式会社インポートプレナーの登録商標です
「輸入ビジネス®」は、株式会社インポートプレナーの登録商標であり、
株式会社インポートプレナーでは、「輸入ビジネス」を以下のように定義しています。
輸入ビジネス®とは、
自らが、莫大なる投資をすることなしにメーカーとなり、そして国内の上場企業、優良企業、
さらには国内他メーカー、そして名だたる物販業者をもあなたの傘下におき
自らの販売部隊として活用できる究極のジョイントベンチャーである。
※ジョイントベンチャーとは、複数の企業が相互の利益のために共同で事業を行うことを言う。
3. 輸入ビジネスは難しい?
輸入ビジネスは難しいのか?もちろん簡単ではありません。
スタートしてすぐに楽々稼げるというビジネスではありませんが、
他のビジネスと比べれば、確実に費用対効果があり、投資効果が圧倒的に高いビジネスモデルです。
今、現在一つの業を興す場合の平均の資本金額は約300万円です。
総務省統計によれば、株式会社の最も多い資本金額は500万円が目安となると言われています。
もし、あなたが店舗を構えるのであれば、その他に軽く2000万円以上のお金が必要になるでしょう。
物を作るという仕事を選ぶのであれば、工場等の設備で1億以上必要になるでしょう。
しかし、輸入ビジネスであれば、無から有を生み出せます。
資本金が少なくても、人員が少なくても新規事業の立ち上げ・起業可能なのです。
4. 好きな事を仕事にする、これで一生働かなくてもよくなる。
中国の偉大な思想家である孔子曰く
「好きな事を仕事にすれば、一生働かなくて済む」
と。なんと素晴らしき響きでしょう。
あなたは旅が好きですか?
あなたは買い物が好きですか?
あなたは異国の文化に触れるのが好きですか?
あなたは外国人とコミュニケーションをするのが好きですか?
旅や買い物が好きであれば
あなたは、仕事で海外を自由自在に飛び回り、好きな事である旅と買い物を仕事にして、
もう一生働くことをしない人生を送れるのです。
異国に行き、異国の文化に触れ、その土地に住む人々に触れる…。
これだけでワクワクしてきませんか?
大好きな事をするのは、もっと自分を大切にするということなのです。
仕事とは自分の好きな事で多くの人に貢献することだと私は思っています。
5. 絶対に英語ができなければいけないのか?
輸入ビジネスを始めよう!と思われた際、でも英語が…。とお思いになられる方も多いことでしょう。
今はどこの国に行っても貿易の世界でのスタンダードの言語は「英語」での会話です。
ハッキリ言えることは英語はできるに越したことはありません。
しかし、求められているのは、英米人並みのネイティブな英語ではありません。
世界中の人が、デファクトスタンダード(事実上の標準)として
英語を使う現代においては、その地域、民族によってさまざまな
英語が使われているのも事実です。
シンガポール人が話せば、シングリッシュ、
インド人が話せば、ヒンドリッシュ、
韓国人がはなせば、コングリッシュ、
オーストラリア人が話せば、オージーイングリッシュ、
カナダ人が話せば、カナディアンイングリッシュ、
アメリカ人が話せば、アメリカンイングリッシュ、
イギリス人がはなせばクイーンズイングリシュ、
と言われます。
ですから、日本人が話せば、ジャパニッシュになるのは当たり前なのです。
最近の傾向として、Englishもこういう実情を反映して「World Englishes」という考え方になり、
Englishも多数あるという事実が世界的にも認められてきているのです。
だから、気にしない・・・気にしない
もちろん、なめらかな英語ができればアフター5も有意義な時間が過ごせます。
ただ、冒頭も申し上げた通り「輸入ビジネスは科学」です。
商談に関しても同じことが言えるのです。
商談とはいえある意味、買い物ですから会話する内容というのはある程度決まっています。
そして、我々は買う側。お客さんですから、売る側にとってみればお客様です。
意味がわからなくても必死に理解してくれようとしてくれます。
この法則にのっとれば、海外展示会に参加した際も商談をこなすことが可能になるのです。
どうしても、話すことに抵抗がある、という場合に使える魔法の言葉があります。
「E-mail you later.」
日本人の英語文章能力は高いのです。
さらに今やGoogle翻訳やオンライン辞書、翻訳サービスなど便利なツールがたくさんあります。
返信するまでに時間はたっぷりあるわけですからこれらを駆使し、
コミュニケーションを図っていくというのは手段の一つとしては有効なのです。
6. 資金はどれくらい必要?
さて、次に気になるのが、「どれくらいの資金が必要なのか?」ということでしょう。
これは、どんな商品を仕入れるのか?どれくらいの規模でやりたいのか?で変わってきます。
資金に関してもあればあるだけいいのですが(笑)
資金は限りなく0に近い金額からでも、スタートする事は可能です。
もし仮に0に近い形からでのスタートでも、
銀行や国庫から融資を受けることで、ビジネスを一気に拡大させる事も可能になってきます。
7. 需要と供給、製品の成長曲線
求めている人がたくさんいるのに、供給されていない日本未発売の商品。
多くの人が求めているわけではないが、ニッチな業界において必ず必要で確実に需要の見込める商品。
供給が追いついていない商品は何か?という事を考えていけば、大きな利益を出す事が可能になります。
また商品にはライフサイクル、成長曲線というものが存在します。
このライフサイクルには主に4つの時期の分類が存在します。
まずは導入期、まだ競合が少ない時期を指し、まだ日本において誰も知らない商品です。
これは浸透していくまでに時間やマーケティング費用がかかりますが誰も手を付けてないので商品がこの段階であれば独占販売権の契約を結びやすくなります。
次に成長期、新規参入が増えていく時期です。どうやっても売れるが徐々に価格が崩れはじめる。
次に成熟期、大手の会社が参入し、市場が飽和状態になります。
最後に衰退期、業界全体の売上が下がり、どんなに頑張っても新規では売れない状態となります。
これで商品の寿命は尽きたことになります。ただ、ある一定の需要が残る場合もあります。
導入期はイノベーターと呼ばれる、新しいものが好きな人が顧客になりやすいです。
イノベーターは全体の3%程度いるといわれています。
こうしたイノベーションを好む人々に訴求できる商品を探すことがこのビジネスのキモとも言えます。
このイノベーターたちが愛用し、徐々に市場に浸透していく過程で急に売り上げが伸び、市場に浸透しだす時期があります。これをティッピングポイントと呼びます。
8. どこで仕入れを行うのか?
輸入ビジネスでは、大まかに言って「市場・競合をリサーチ」「商品を仕入れる」「販売する」
という3つのステップがあります。ここでは、「仕入れ」について解説します。
海外から商品を仕入れる方法として「実際に現地に行って買い付けを行う」「オンラインで商品を仕入れる」の2つがあります。
ですが我々株式会社インポートプレナーでは、「実際に現地に赴き、展示会場でメーカーの人間と会い、直接話す」ことを圧倒的におすすめしています。
オススメする理由として
・海外の展示会に行けば、この世に出回っていない新商品。
・日本では流通していないが海外では爆発的な人気のある定番商品。
・日本よりも安価で仕入れられる小物類。
・いつも目にするものでもちょっとしたデザインや機能を追加した遊び心のある雑貨。
など、見本市に参加することで思ってもみなかった商品に出会えます。
ネットで探すのも今の時代、ありかもしれません。
ただ、検索するワードは自分の興味のある物、今売れている物ばかり。
思いもかけなかった画期的な商品に当たることはまずないです。
また、現物に触れあうことで商品に対する「愛」が生まれます。
これを日本で流行らせたい、これを日本に紹介したい。
こういった情熱や愛がビジネスには必要ではないでしょうか?
ネット上での相手とのやり取りはタンパクで希薄なものになりがちです。
SNS上ではいつもの自分と違う顔を見せている人、普段は明るく楽しい人なのに、
メールでは途端にぶっきらぼうになる人、など見かけたことはありますよね。
それと同じでネット上だけでは、相手が本当はどんな人か知らずに取引しなければなりません。
これほど怖いこともないと思います。
9. 仕入れてはいけない、最初に仕入れるべきでない規制のかかった商品
・ワシントン条約に抵触する商品。
・薬事法がらみの商品。(免許もしくは代行業者が必要)
・植物防疫法にからむ植物もしくは、それを含む雑貨。
・銃砲刀剣類所持等取締法に該当する商品。
・食品衛生法にからむ食器など(検査が必要となり、検査費用が掛かる)
壊れやすい商品、大きい商品なども避けるべきです。
10. CLV
仕入れをする際、何を目安にし、選ぶべきか。
これは好みの商品、ではあるのですが一つ目安にしてほしい項目があります。
ズバリ「CLV」です。
え、なにそれ?とお思いでしょう。1つずつ解説していきますね。
C・・・compact
コンパクト、つまりそのまま、サイズの小さい商品です。
体積の小さい商品はスペースをとらないので大量に輸送することが可能です。
量が少ない場合も空輸にてすぐ運ぶことが可能になります。
L・・・light
つまり、重さの軽い商品です。
これも重さで運賃が決まる空輸の際に有利に働きます。
V・・・VALUE
バリュー、何でしょうか?
価値のある商品です。つまり利幅のでやすい商品です。
平たく言うと、仕入れは安いにも関わらず高く見える商品ですね。
何に価値を見出すかはあなたのセンスやバックグラウンドにもよるでしょう。
この流れで商品選びのコツをサラッとまとめておきます。
① 自分の好きな分野、造詣の深い分野に的を絞って選ぶ
上の項目のVALUEにも通じる部分です。
何らかの仕事をされている方は自分の職業に関連するもの。
何かの趣味があれば、趣味に関連するもの。
他の人が不得意でも、なぜか自分だけは得意なもの、等である。
要は、その分野に対して常にアンテナを張っている、これだけでこのビジネスは有利になります。
② トレンドに乗った商品を探す
例えばスマートフォン等、今、売れている商品に関連するグッズ。
トレンドの商品をいち早く輸入して、早く売る。
ただ、これは短期決戦で物量勝負になる恐れがあるため、
初心者向けではないのが特徴です。
③ 二本目の柱を探す経営者の方なら、現在のお客様に新たな商品を提案する。
自分のビジネスの人脈、お客様に合わせた商品を輸入し、売り上げアップを図る。これをクロスセル※と言います。
※(顧客に対し、すでに扱っている商品の関連商品、その他新商品を組み合わせて提案することで売り上げを伸ばすこと)
事前に、お客様にどういう商品が欲しいか知ることができる利点があります。
上記の例を参考にする、もしくはあなたの会社の方針に合った方法などを見つけるなど、
あなた自身のやり方で輸入ビジネスの道に参入すればいいのです。
11. いいフォワーダーの選び方
商品の運搬の際、ご自分でやられるというのももちろんありだと思いますが、できれば業者を頼みましょう。
貨物運送事業を受け持つ専門業者のことをフォワーダー(Forwarder)と呼びます。
荷主から貨物を預かり、他の業者の運送手段(船舶、航空、鉄道、貨物自動車など)を利用し運送を引き受ける事業者のことです。
輸入において重要な位置を占めるフォワーダー、どういったところを選べばいいのでしょうか?
・細かく在庫を確認させてもらえる会社
・感じのいい会社
・倉庫まで一貫して管理してくれるワンストップサービスを提供してくれる会社
特に人柄は大事です。
長い付き合いになること在庫の確認等連絡のする際にお互い不愉快な思いはしたくないですからね。
人柄がよく、仕事を面倒くさがらない相手、というのがいいでしょう。
また、フォワーダーによって得意な分野というのがあります。得意なエリア、得意な商品などなど…。
最初のうちは一社で構いませんがだんだん業が大きくなっていくにしたがって得意な分野ごとに複数社お願いする、という方法もとることが可能です。
そして、最も重要なポイントは
・輸送や倉庫などの物流に関してアドバイスをくれる会社
です。
「今回の荷物は軽量なので空輸が好ましい」など、その都度その都度判断し
いくつかの選択肢の中から最良を選んでくれるくれる会社というのが優良な業者です。
12. どうやって販売するのか?
売れそうな商品を見つけ、商品を仕入れて到着すれば、次は販売です。
オンラインで販売する方法とリアルで販売する方法がありますが
このビジネスに最も適した販路拡大方法、それは展示会への出展です。
展示会に出展することで見込み顧客をたった数日で一気に獲得することができます。
また、自ら営業にいくわけでなくお客として来訪してくださるわけですから
これほど精神的に楽なことはありません。
その後、来てくださったお客さんにアポを取り、商談を進めていくこととなります。
13. 法人化
クライアントさんは基本的には法人になっており、経営の柱を探しに来られる方々が多いのですが
個人事業主としてされている方、サラリーマンの方も現実にはもいらっしゃいます。
そういった方向けに法人化について触れておきたいと思います。
実際、このビジネスモデルは個人ですることも十分に可能です。
ですが海外メーカーと違い、日本はまだまだ肩書き社会です。
法人としか取引しないという企業もあるのも事実でそのような企業と取引する際、必要になってきます。
さらには法人化に必要な利益は約300万円といわれており、
このくらいの利益の見込める方は法人化された方が圧倒的にメリットを享受できます。
個人事業主はその名の通り、個人で事業を行う人のことを指し、事業で上げた売上に関しては所得税が課せられます。
所得税はその額に応じて割合が増える累進課税制度を採用しているため、
当然所得が多くなればなるほど所得税も多くなります。(5~45%の間で所得に応じて変化)
一方で法人の場合は、所得に対して法人税が課せられます。
法人税は税率がほぼ一律であるため、売上や事業規模などを拡大させていく予定であれば、
法人化を選択した方がよいといえるでしょう。
また、法人化するメリットとして以下が挙げられます。
・取引先や金融機関からの信用が高まる
・自分の給与に給与所得控除が使える
・退職金を支給可能(適正額までは、会社の損金にできる)
・経営者とその家族も社会保険に加入することができる
・決算日を自由に決めることができる
ただ、交際費だけは
● 個人事業主の場合、経費として計上できる交際費の額に上限がなく、
業務との関連性のあるものであれば、取引先との飲食費などの全額を必要経費とし、
損金として所得から差し引くことができます。
● 法人の場合、交際費のうち飲食分に限って、その50%を損金にすることができます。
また、資本金1億円以下の会社については、800万円まで全額を損金にすることができます。
となっていますので注意が必要です。
高額な費用が発生する訳では無いので、個人事業主としてある程度の実績があるのであれば、
法人化してしまうのが様々な面で有利に働きます。
14. 法人化の費用
合同会社であれば7万円から、株式会社で21万円から立ち上げる事が出来ます。
面倒な手続会社設立の方法は簡単です。司法書士に頼むだけです。
優秀な司法書士を見つけることができれば、言われるとおりに動くだけで勝手に会社を作ってくれます。
法人化を自分で行おうとする人がいますが、時間と労力の無駄となります。
自分で調べて登記などを行うとなると、相当な時間がかかります。
司法書士に仕事を依頼すれば、わずか数万円で難しい会社設立の作業をすべて行ってくれます。
また、会社を運営するためには税理士を見つけなければいけません。
個人事業主であれば、最も難易度が高いとされる65万円控除の青色申告であっても、すべて自分で行えます。
しかし、法人では自分一人で税務処理を行うのは現実的ではないため、必ず税理士が必要です。
法人設立の際に法人印が必要になるので作成しましょう。
15. いい税理士の選び方
1.サービス業として『顧客目線の認識』を持っている税理士
2.節税についてしっかり教えてくれる税理士
3.役員報酬のシュミレーションを行ってくれる税理士
4.価格に関する明瞭な対応が出来る税理士
5.決算対策をしっかりやる税理士
6.レスポンスが早い税理士
司法書士、税理士ともに私の知り合いで優秀な方がいらっしゃいます。
紹介してほしい、という場合にはお気軽におっしゃってくださいね。
16. いいアドバイザーの選び方
1.20年以上の実務経験があること
2.専門分野だけではなく、マーケティング、セールス、心理学、対人折衝、業界に通じていること
3.幅広い参考体験を積んでいること
4.クライアントとともに現場に入り、一緒に汗をかく覚悟があること
5.真にクライアントの成功を心から願っていること
17. 最後に
私は「成功はスパイラルのようなものだ」と思っています。
小さな行動、小さな成功を積み上げ、やり続けることがより大きな成功への最短距離なのです。
これは、私達が身を持って実感していることです。
私はとにかく、より多くの方にそのスタートラインに立って頂きたいのです。
私はあなたに実際に行動に移して頂くために、すぐに成果につながる即効性の高いエッセンスだけを凝縮し、お伝えしているのです。
これはあくまでスタートラインです。
私は手を抜くことは一切しません。出し惜しみも一切しません。
なぜなら情報を発信したものにしか情報が集まらないのを知っているからです。
さらに言うと、我々、アドバイザー、コンサルタントの究極の責務は、ただ単に情報を与えることではなく、行動レベルに落とし込むためのお手伝をすることだと考えているからです。
もっと言いましょう。
あなたの、背中を寄り添いながらおしてあげることが我々があなたに対してすべきことだと信じるからです。
何か感じるものがあったら是非私に会いに来てください。
それではいつかセミナーにてあなたにお会いできますこと楽しみにしております。
ありったけの感謝をこめて…。
大須賀 祐
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