今日も、交渉術に関するちょっとしてコツについてお話をしましょう。

 

断られてもいないのにあきらめるな

年に何度も海外に行くとなると、飛行機を使う頻度が高くなります。

少しでも移動時間を快適に過ごしたいと考えるのは、私だけではないのではないでしょうか?。

 

私が、自分のセミナーで言ってることに

「断られてもいないのにあきらめるな」

というのがあります。

 

これは、交渉事では、もっとも大事なことの一つなのですが、

意外に人にものを頼むことをためらう人が多いように感じるのです。

 

どうせこんなことを頼んでも聞いてもらえないだろうな等と

考えてしまうのではないでしょうか。

また人にものを頼むことに立場の劣位を感じるのかもしれませんね。

 

しかし、相手の頼みごとを聞くか聞かないかは、相手が決めることなのです。

あなたが事前に判断することではありません。

頼んでみなくては、わからないじゃないですか。

 

人は自分に関心がある人にしか興味を持たない・・

私は、飛行機にチェックインする際、こんなことをすることがあります。

まずチェックインする際に、チェックインデスクに向かいながら、

チェックインの係の人のネームカードを見て彼女(最近は彼も多い)の名前を

すばやく覚えます。

 

そしてこう言うのです。

「こんにちは!○○さん。チェックインお願いしたいのです。」

 

すると相手は、一瞬知り合いだと思って顔をあげるのです。

その時は、にこやかにほほ笑みながら、再度「こんにちは」というのです。

 

ここからが大事なんです。

ここからは、ケースバイケースなのですが、

たとえばこんなことを言ってみます。

 

「○○さん 今日は混んでるの?大変だね。今日は、もう朝からずっと仕事してるの?」

 

彼女は、微笑みながらそうですねなどと答えてくれます。

そうしたらこんな感じにお願いをするのです。

 

「昨日会津を出てきたんだけど、昨日ホテルの暖房があまり効かなくてね。

 風邪かもしれないね。寒くてあんまり眠れなかったんだ。

 こんなこと○○さんにできるかどうかは、わからないんだけど、

 もし○○さんの力でビジネスクラスにアップグレードするなんて

 幸運があったらとっても嬉しいな。できればゆっくり睡眠とって

 明日にそなえられれば最高だな。

 ○○さん。そんなこと可能かな」

 

すると何度かに一度は、にっこり微笑んで一ランク上のチケットを

そっと差し出してくれるのです。

私にもこのくらいの権限はあるんだと私に知ってほしいと思うこともあるのでしょう。

どんな人間でも自分に関心を寄せてくれる人には、そんなに冷たくできないものです。

 

さらにチェックインカウンターで、相手の名前を呼ぶ人なんかまずいません。

自分をある種気遣ってくれる相手には、良く思ってもらいたいではないですか。

たとえそれが一瞬の出会いであってもです。

 

普通は早くしろと言わんばかりの人が多いかもしれません。

そんな中で一瞬知り合いかと錯覚させる効果と一人くらいは、

アップグレードさせてもいいかという気持ちが

こんな幸運な出来事を呼ぶことがあるのです。

願望、要望は口に出さないと現実化しないことを

知っておくといいでしょう。

 

いかがでしたか?

 

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