中国で我々ビジネスマンにとって、はずせないのは孫子ですよね。

今日は、彼の教えについて考えてみましょうね。

 

そもそも孫子っ何?
というかたのために孫子についてちょっとみてみましょうね。

 

 

現在から過去にさかのぼって考えた際、
世界各国で読まれ、世界の歴史に大きく影響与え続けている書物は
『孫子』以外にないでしょう。

 

諸葛亮孔明や武田信玄、日露戦争で活躍した秋山真之、
外国では毛沢東やホー・チ・ミン、ナポレオンも読んでいたと思われます。

 

また現在成功している政治家、企業人、スポーツ選手、などなど
『孫子』を愛読書としている人も多いのです。

 

 

たとえば湾岸戦争で活躍したアメリカ軍の司令官や、
プロ野球の長嶋茂雄、ビル・ゲイツなどが有名ですよね。

 

実は成功した人のとった行動を考えたとき、
それが『孫子』の考え方を踏襲していたということは枚挙にいとまがないのです。

 

では『孫子』とは、いったいどのような時代に、どのような背景で、
どのように生まれたものなのでしょうか?。

 

『孫子』を編集した人物は、周王朝の後半、
春秋時代の終わりごろの長江下流域の呉という地域にあらわれた孫武という人物です。

 

 

その時代というのは周王朝の権威が衰え諸侯と呼ばれる有力者が、
覇権を得るために凌ぎをけずっていた時代であり、
日本でいえば足利幕府(周王朝)の権威が衰え、有力な守護や守護大名(諸侯)が
群雄割拠していた、戦国時代に似ています。

いずれにしろ、今から2500年前ほどの中国で『孫子』は生まれたのです。

 

孫武は斉という地域に生まれ、長江流域の呉に移り住み、
呉の君主、闔廬(こうりょ)に仕えたといわれています。

 

その後、長江流域の新興勢力であった呉は小国であったにもかかわらず、強国の楚を破り、
中原(黄河流域)まで攻め入り、大国である斉や晋をもおびやかしたのです。

 

すごいと思いませんか?!

孫武の力がその躍進に大きく貢献したからです。

 

その孫武が君主、闔廬に献上したものが『孫子』であり、
現在まで伝えられ様々な人物に読まれ、
今なお成功の法則をしるしたバイブルとしての賞賛を浴びているのです。

 

『孫子』の根本を流れる精神とは?

『孫子』の中で語られているものは、
先ほど成功の法則を記したバイブルと書きましたが、
決して必ず勝つ「必勝」ということを語っているわけではない
ということをはじめにことわっておきますね。

 

というのも『孫子』の根本を流れる精神とは、「敗れない」であり、
「必勝」ではなく「不敗」を目的としているからです。

「不敗」も最終的な見地から見ての「不敗」であり、
一つ一つの戦いでの勝敗にこだわらないものです。

 

そもそもこの書物が書かれた時代背景を考えても、群雄が互いに割拠している時代であり、
その中でどのようにして生き残っていくか、ということが前提となっています。

 

最善の生き残り戦略、勝ち残り戦略なのです。

 

じゃ彼の勝利の五原則を今の時代で経営に生かした場合、
貿易コンサルタントなりに考えるとどうなるのか?

 

それは

  1. いつ新製品を投入するのか?、いつ新規事業に参入するのか?
  2. 競合といかに差別化をはかるのか?
  3. 社員、ビジネスパートナーといかにいい関係を築けるのか?
  4. 事前のマーケットリサーチは完璧になされているのか?
  5. 貴方がたとえ優秀だと思っていても社員、ビジネスパートナーの意見にも
    耳を傾けることができるのか?

 

いかがです?

十分いまでも生きてますよね。